髪質改善は毛量が多い人にこそおすすめ?効果的なケア方法とは

「いろんなケアを試したけど、髪の毛量が多いせいで一度も思うようにいかなかった…」
毛量が多いと、念入りにケアをしているのになかなか効果が出ず、時間もお金も労力も無駄にしてしまうなんてこともありますよね。
実は、毛量を多く感じる原因は、元々の遺伝も関係してきます。
遺伝的な髪質自体を変えることは残念ながらできません。
しかし、髪をまとめやすくしたり、綺麗に見せたりすることは可能なんです。
それを叶えてくれるのが髪質改善!
今回は毛量が多いと感じる原因と、毛量が多い人にこそ髪質改善がおすすめな理由についてお話しします。
今までのケアに満足いかなかった方も必見ですよ。
Contents
毛量が多く感じる原因
毛量が多さや髪質は、親からの遺伝によって決まります。
なぜ自分は人より毛量が多いと感じるのか、その原因は主に4つ。詳しく見ていきましょう!
①髪が太くて丈夫(遺伝的要因)
髪の太さはキューティクルが関わってきます。
髪を構成する一番外側に、髪内部の栄養や水分を蒸発しないように保護するキューティクルが存在します。
このキューティクルは魚のウロコのように何層にも重なることで、外部の刺激から髪を保護。
しかし、ウロコの枚数が多かったり、層が積み重なったりすればするほど、比例して髪は太く丈夫になっていくんです。
②髪質が硬い(遺伝的要因)
キューティクルの内側にあるコルテックスは髪全体の80%を占めており、硬さ・柔らかさを左右します。
コルテックスは短い繊維状の束とそれを取り巻く構造からできていて、タンパク質や脂質・水分を含んでいるんです。
この繊維が多いほど、髪内部の密度が高くなり髪が硬く感じやすくなります。
③癖毛で広がりやすい(遺伝的要因)
癖毛は、髪をまとめた時に1本1本がうねってしまい綺麗にまとめるのが難しく、毛量を多く感じます。
実は日本人の約70%は癖毛だと言われているんです。その中でも最も多いのが「波状毛」。
パーマのように全体がクルクルと癖がついている人もいれば、毛先だけや顔周りだけというように一部に癖がつく人もいます。
④ダメージを受けている(外的要因)
髪質が太く硬いとそれだけ外部からの刺激を守る力が強いので、パーマやカラーが入りにくいです。
それを「使う薬剤が弱かった」「置く時間が短かったから」と何度もやり直し、ダメージ毛で量が増えたと感じることも。
また、ボリュームを抑えるために毎日ストレートアイロンをかけていても、ダメージで多く見えている可能性もあります。
髪質改善はボリュームを抑えるための有効手段
- 全体的に髪のボリュームダウンをしたい
- 自然でまとまりのある髪をキープしたい
- できるだけ髪のダメージを抑えたい
- これ以上失敗したくない
この4つに当てはまる方には、髪のボリュームを抑える方法として髪質改善をおすすめします!
髪の毛量が多い人は、髪の毛1本1本が丈夫なので、少し髪がはねているだけでもとてもボリュームがあるように見えてしまいます。
自分で髪をまとめるのも一苦労。
また、髪を外部刺激から守るキューティクルが頑丈であるが故に、髪内部へ栄養を浸透させるのが難しいんです。
一般的なトリートメントでは、すぐにコーティングが剥がれ、あまり効果を実感できない可能性も。
でも髪質改善なら、あなたの髪の状態を美容師さんが分析し、その状態に合わせて必要なメニューを考案してくれます。
髪の内部と外部から栄養と潤いを、ゆっくり時間をかけて導入してくれるので、なかなかトリートメントの効果がでない髪の毛量が多い方でもしっかり実感することができるんです。
他のケアでは満足行かなかった方でも、髪質改善は髪の量が多い・毛が太くて硬い・広がりやすい方にとって最適なのです。
毛量を抑えるためにはどんなケアがあるの?
自分の髪にあったヘアケアができていないと、「毛量が多い」「髪が広がりやすい」という悩みをさらに深刻化させてしまう恐れがあります。
しかし、髪質に合わせて正しくケアができれば、今よりもまとまりやすく綺麗な髪になることは間違いありません。
ここでは、ボリュームを抑えるための方法を【サロンケア】と【ホームケア】に分けてご説明します。
サロンで毛量のボリュームを抑えてもらうには?
サロンでのケア方法はこちら。
- 髪の毛をすく
- トリートメントをする
- 縮毛矯正・ストレートパーマをかける
- 髪質改善をする
しかし、中には一時的にしか効果がないものや、髪に大きなダメージを与えるものも。
髪質改善とは一体どんな効果があるのか、他のケアと比較してお伝えします!
①髪の毛をすく
髪をすけば一時的に軽くなったと感じますが、髪質自体には変化がなく、まとめやすさや見た目を考えるとあまりおすすめしません。むしろ短くなった毛は広がりやすく、扱いにくくなる可能性も…。
メリット | デメリット |
|
|
②トリートメントをする
トリートメントは髪をコーティングしつつ、内部に栄養を与えます。
しかし、その効果は持って1〜2週間。その日のうちに元に戻ったというお声も。
金額のわりに効果が続かないのが残念です。
短期間でかけ続けると髪にダメージを与え、広がりやすくなってしまいます。
メリット | デメリット |
|
|
③縮毛矯正・ストレートパーマをかける
「どんな手を使ってでもストレートにしたい!」という方は良いですが、縮毛矯正はケアの中で最も髪にダメージを与えます。
当然一度かけた所は傷むので、続けてかけない方が良いでしょう。
髪の広がりを抑えようと薬剤を強くしすぎて、切れ毛が増えたり、不自然な仕上がりになることも。
メリット | デメリット |
|
|
④髪質改善をする
髪に必要な栄養と潤いを与え、ダメージを抑えた優しいケア。
本来の髪質を活かしてまとまりある髪質に整えるので、毛量の多く広がりやすい方におすすめ。
通常縮毛矯正やパーマは髪が傷んでいる状態ではかけることを断ることもありますが、髪質改善は傷みのある髪でも、カラーをしていてもかけられるんです!
自然な仕上がりで、人工的な見た目にならないのもポイント!
時間とお金はかかってしまいますが、長期的に見れば一番コスパも良く髪にも優しいケアです。
メリット | デメリット |
|
|
自分で毛量のボリュームを抑えるには?
髪のボリュームを抑えるには日頃のケアも大切です。その方法は以下の通り。
- 髪質に合わせたシャンプーを選ぶ
- アウトバスアイテムを使う
- 週1回のスペシャルケア
サロンへ短期間に通うのが難しい方も、セルフケアを見直せば改善できます!
①髪質に合わせたシャンプーを選ぶ
髪質によって使用すべきシャンプーは異なります。
おすすめなのはアミノ酸系シャンプー。
よく聞くシリコン入りシャンプーは一見髪に良さそうですが、毛量の多い方が使うとしっとりしすぎて落としきれず、髪をベタつかせることも。
アミノ酸系シャンプーは洗浄成分が優しく、洗い上がりもさっぱり!
頭皮の皮脂を落としすぎず、髪を柔らかくするための油分と水分のバランスを保つことがでるのです。
②アウトバスアイテムを使う
お風呂上がりは水分や栄養が蒸発しやすい状態です。蒸発を防ぎ、栄養を補うのがヘアオイル。
ドライヤーをかける前と後どちらにもつけてあげると、髪の仕上がりが柔らかくまとまります。
アウトバスアイテムはたくさんありますが、髪質が多い場合は重ためのオイルが良いでしょう。
オイルが苦手な方はミルクタイプを重ねてつけても効果がありますよ!
③週1回のスペシャルケア
髪がまとまらないくてお悩みならば、週1回のヘアパック!
もちろんヘアオイルやトリートメントは毎日使用して欲しいですが、それにプラスでヘアパックまですれば、手触りが断然柔らかくなります。
これだけで髪の毛のボリュームや扱いやすさが変わるので、まだ試したことがない方はぜひお試しくださいね。
まとめ
髪質改善は、毛量が多いことで悩む方にもってこいの施術。
とはいえ、今まで失敗をしてきたから本当にうまくいくのかまだ心配ですよね…。
そんな方は、髪質改善を取り扱っているサロンさんへ悩みを相談してみるのもアリ!
プロの意見を貰いながら、理想の髪質を目指して一歩踏み出しましょう!