髪質改善の効果は嘘なのか?髪質改善で気をつけるべきポイントを解説

「髪質改善をしたのに、期待していた効果が得られなかった」
「髪質改善と説明されてやってもらったのに、次の日からパサパサ!」
こんな経験談を聞いて、髪質改善の効果は嘘なんじゃないかと疑っていませんか?
髪質改善にはコレといった定義がないもの。
また、サロンによっても髪質改善の内容が異なるため、あなたと美容師さんとの間で「髪質改善の効果」の認識にズレが生じているのかもしれません。
今回は、髪質改善の経験者が髪質改善を嘘だと思ってしまった原因と、あなたが髪質改善をする際に失敗しないようにするための注意点をご紹介します。
Contents
髪質改善が嘘だと思われる原因は?
髪質改善はなぜ嘘だと思われてしまうのでしょうか。
原因は多々あります。その中でも特に
- 縮毛矯正であることを隠している
- 本来の髪質が変わるわけではない
- 間違ったホームケアですぐ取れてしまう
このようなことが考えられます。
これから上記に書いた原因について一つずつ具体的にお話しますね。
縮毛矯正であることを隠している
髪質改善があるサロンの中には、髪質改善=縮毛矯正として扱っている所があります。
なぜ言葉を変えるのかというと、縮毛矯正は髪を傷めるという認識を持たれている方が多いので、あえてポジティブイメージのある髪質改善にしてお客様に好印象を与えたいからです。
これでは、「縮毛矯正であることを隠されて、嘘つかれた!」と思ってしまいますよね。
しかし、コレは嘘にならないんです。
実は、髪質改善には定義がありません。
メニューは各サロンで美容師さんが決めて良いということになっているので、髪質改善の内容が縮毛矯正であっても、嘘にはならないんですね。
縮毛矯正をかけたくない方は気をつけなければなりません!
本来の髪質が変わるわけではない
髪質改善と言われると、「傷んでしまったゴワゴワの髪が憧れの女優さんのように、サラサラストレートになる!」と思う方がいますが、残念ながらその認識は間違っています。
髪質改善は、生まれ持った髪質を全く別の髪質にすることはできないのです。
さらに言うと、太い髪から細い髪に変えることも、すでに傷んでいる髪の毛を元に戻すこともできません。
でも、ガッカリしないでください!
髪質改善は、元々の髪質を最大限に活かし、手触り・見た目・扱いやすさの点から必要な栄養を与え、内外から優しくケアしていくもの。
今のあなたの髪質を分析しながら、プロの美容師さんがあなたにとって一番ピッタリなケアや薬剤を探してくれます。
傷みのある髪を守りつつ、これから生えてくる髪を綺麗にキープするには、髪質改善は最適なケアです。
間違ったホームケアですぐ取れてしまう
美容師さんにケアをしてもらったあと、ホームケアはどうしていますか?
実は、髪質改善はかけてもらうことよりも、かけてもらった後、いかにホームケアを丁寧にするかでキープ力が変わります。
こちらはよくある間違ったホームケアの例です。
- シャンプー前に予洗いをしない
- ブラッシングの力が強すぎる
- トリートメントを必要以上につける
- お風呂あがり、乾かすまでに時間をおいてしまう
この中に当てはまるものがあったら要注意!
日頃あまり気にしない部分もありますが、こう言った小さな間違いが、髪質改善の効果を実感できなくなる原因に繋がります。
髪質改善にはどんな効果があるの?
髪質改善の正しい認識を身につけておけば、期待していたものと違った・髪質改善って嘘だったんだと後悔することもありません!
ここで、髪質改善の効果を詳しくお伝えしていきますね。
髪をいたわる優しいケア
縮毛矯正やパーマなどは、強い薬剤やヘアアイロンの熱に頼って髪を形づくります。そうすると髪に負担がかかり、傷みやすいのは想像できますよね。
一方で髪質改善は、刺激の強いケアは行いません。
今の髪の状態をみながら、一人ひとりに合わせて髪の内外に必要な栄養を補ってくれるんです。
私たちも普段の食事でバランスよく必要な栄養を摂れば、元気で健康的な体を作れますよね。
髪も同じで、必要な所に必要な栄養を見極めて与えることで、ハリやコシが生まれ、髪を優しくいたわることができるんです。
ナチュラルな仕上がり
よく縮毛矯正をかけたあと、「縮毛かけた?」と聞かれたり、逆に知り合いがかけてたら見た目ですぐ気が付くことはありませんか?
髪質改善は人工的なストレートヘアになることはありません。
人工的になってしまうのは、薬剤が合っていなかったり、ヘアアイロンの熱が強すぎたりして、無理やり伸ばしているから。
髪質改善では仕上がりだけを気にして無理な施術は行いません。
髪に負担がかからないように調合の仕方もヘアアイロンの入れ方も考えられているので、ナチュラルに仕上がります。
どんな髪質でも安心!
サロンでケアしてもらう際、最初の段階で「傷んでいるので今日はやめておきましょう」と断られた経験がある方もいるのではないでしょうか。
施術で使用する薬剤が強いものだったり、負担がかかり過ぎる恐れのある時は、切れ毛やチリチリ毛になることも。
しかし、髪質改善ならどんな髪質でもかけることができます。
カラーを楽しみたい方にもおすすめ!
施術自体が負担を抑えたものなで、薬剤のせいで色が抜ける心配もないんです。
今までのケアで髪が傷んでいるけど、これ以上負担のかかる施術をしたくないと言う方も安心してケアできちゃいます。
髪質改善で注意すべきポイントはコレ!
髪質改善の効果がわかったところで、今後髪質改善はとんだ嘘だった!と後悔しないために自分自身が注意すべきポイントをお伝えします。
ポイントとしては、
- 悩みを正確に伝える
- 美容師任せにしない
- サロンのホームページを確認する
- 正しいホームケア知識を身につける
この4つです。1つずつ説明します!
悩みを正確に伝える
本当にお客様を考えているサロンであれば、こちらから悩みを伝える前に美容師さんからカウンセリングをしてもらうはず。
その時に恥ずかしがって過去のケア内容や期間を偽るのはやめましょう。
美容師さんが施術の内容や使う薬剤、置き時間などを誤ってしまう恐れがあります。
出来るだけ細かく伝えれば、髪質改善の効果を最大限に引き出せるケアをしてくれるでしょう。
美容師任せにしない
施術内容や効果など、専門的なことがよくわからないからといって、なんでも美容師さんに任せっぱなしにするのは良くありません!
何も知らないままですと、本当は縮毛矯正をかけたくないのに実は今回もかけてましたと言う事態になりかねません。
疑問に思ったことは遠慮せず聞き、施術前に相互確認をしましょう。
サロンのホームページを確認する
サロンによって、カラーが得意なサロン・カットが得意なサロンとそれぞれ得意とする技術が異なります。
髪質改善をしたいのであれば、髪質改善の情報が、丁寧にわかりやすくホームページに記載されているかチェックするのもおすすめ。
中には詳しく書かれていなかったり、具体的な実績を載せていないサロンもあります。
しっかり自分の目で信頼できるサロンなのか確認することが大切です。
正しいホームケア知識を身につける
せっかくの髪質改善も、ホームケアで髪を傷めては効果は続きません。
最低でも、間違いやすいホームケア方法は正しくできるように意識してみましょう。
- シャンプー前の予洗いに時間をかける
- ブラッシングは毛先から優しくする
- トリートメントは毛先から耳まで
- お風呂あがりはなるべくすぐ乾かす
まとめ
過去に髪質改善で失敗した方、これから試してみたい方が今後失敗しないためにポイントをお伝えしました。
何より大切なのは、不安を取り除くこと!
サロンに電話やラインで気になることを聞いてみれば、今まで悩んでいたことが意外にもすぐ解決できるかもしれません。
あなたが美髪を手に入れるサポートになれば嬉しいです。