髪質改善と生活習慣は意外な関係!?美髪の為にあなたが今日から出来る事とは?

忙しいあなたは日々に追われ、食生活や睡眠時間をないがしろにしていませんか?
そのままでは髪の抜け毛や切れ毛が増え、手触りもギシギシになってしまうかも。
実は、生活習慣は髪質と密接に関わっています。
いくら高級なヘアケアアイテムを使用しても、生活習慣がボロボロでは十分に効果を発揮できません。
しかし、少し生活習慣に変化を与えれば、髪は自然と若返るんです!
今回は生活習慣の乱れが髪質に及ぼす影響と、キレイな髪を取り戻すための生活習慣のポイントをご紹介!
これから先も若々しい髪質をキープしたい方も必見です。
Contents
髪質にもたらす不規則な生活習慣
コロナの影響もあり現代社会において、自分の生活習慣が乱れていることに気づかない方が増えています。
生活習慣は、美しい髪をキープするための大切な基礎の部分。
いかに生活習慣が髪質に深く関わりがあるか、詳しく解説します。
自律神経の乱れは頭皮環境が悪化
自律神経の乱れが及ぼす影響
- 頭皮サイクルの乱れ
- 健康な髪が育たない
- 抜け毛が増える
自律神経とは、身体が活動的になる交感神経と、身体を休める副交感神経のこと。
本来日中に交感神経が、夜に副交感神経が優位になりますが、このサイクルが乱れると頭皮環境が悪化します。
寝る直前までスマホやパソコンをいじったり、お風呂に入らずに寝たり・・。実はこれ、良くないです。
常に交感神経が優位になるので頭皮に栄養が行かず、健康的な髪を作れなくなります。
ついつい寝る前にスマホをみてしまうと、その積み重ねで髪質が悪化するので気を付けましょう。
栄養不足は美髪の大敵
栄養不足が及ぼす影響
- ハリ・コシがなくなる
- 抜け毛や薄毛になる
- 頭皮の皮脂分泌が増える
栄養バランスが傾くと、髪はツヤを失い、やせ細ります。
最近はファーストフードやコンビニで簡単に食事を済ませられますね。
しかし、こうした食生活では皮脂分泌が増え、髪の成長を妨げる恐れも。
特にジャンクフードには要注意。
過剰な皮脂分泌を起こして毛穴を詰まらせ、抜け毛が増えてしまいます。
また、頭皮や髪を弱らせるだけではなく、生活習慣病になる恐れがあるので
ファーストフードやコンビニで食事を済ませる場合は、サラダや煮物を中心に選びましょう。
血行不良は髪の老化を早める
血行不慮が及ぼす影響
- 発毛を妨げる
- 髪の老化を早める
血行不良では、健康的な髪の毛に必要な栄養を運べません。
中でも、アルコールの摂取量やタバコの喫煙量が多いと、髪の毛はどんどん衰えます。
タバコに含まれるニコチンは、頭皮の血の巡りを悪化させるので注意しましょう。
飲酒は適度に飲む分には血管が拡張され、血行促進効果があります。
ですが、飲み過ぎは肝臓に負担を与え、発毛に影響が出るのです。
お酒やタバコは依存性が高いのでやめるのが難しいですが、量を減らさなければ、髪質や健康にも害が及ぶかもしれません。
内側から髪質改善するには生活習慣を見直そう
習慣は、意識をしないと変えることは難しいです。
しかし、全てを変えなくても少しずつ生活に取り入れれば、健康的な髪を手に入ります。
ここでは、髪質を改善するために、特に優先して見直すべき生活習慣をお伝えしていきます。
髪に必要な栄養を食事で補う
髪に必要な栄養素
- タンパク質
- 脂質
- ミネラル
- ビタミン
- 亜鉛
髪に必要な栄養素はほとんど体内で作れず、食べ物からしか摂取できません。
特に重要なのがタンパク質。
髪はほとんどたんぱく質でできていて、髪の健康を左右します。
髪が傷むとキューティクルが剥がれ、そこから髪内部からタンパク質などの栄養や潤いが流出し、髪がスカスカに。
手触りもギシギシ・パサパサになります。
最近髪質が悪くなったと感じたら、まずはタンパク質を摂りましょう。
バランスよく栄養を摂りたい方はこれを参考にしてください。「孫は優しい」と覚えてくださいね!
ま | 豆 | タンパク質・マグネシウム |
ご | ごま | ビタミンE・鉄分 |
わ | わかめ | カルシウム・ミネラル |
や | 野菜 | ビタミンA・ビタミンE |
さ | 魚 | タンパク質・DHA |
し | しいたけ | ビタミンD |
い | いも | ビタミンC・ビタミンE |
湯船に浸かる時間を作る
湯船に浸かるメリット
- 血行促進で栄養を届ける
- 頭皮を清潔にする
- 頭皮サイクルを整える
湯船に浸かると体温が上がり、頭皮へ血行が行き渡って栄養が運ばれやすくなります。
また、体温が上がると頭皮の毛穴を開いて、過剰な皮脂をデトックスしてくれるんです!
さらに、湯船に浸かれば副交感神経が働き全身の筋肉がほぐれ、抜け毛や薄毛の原因であるストレスを解消できます。
できれば湯船には夜に浸かりましょう。
朝は交感神経が優位になっていますが、湯船に浸かると副交感神経が働きます。
短時間で自律神経が活発になり、逆に疲れを感じるんです。
湯船に浸かる時間を取れない方は、桶にお湯を入れ、足湯を10分間行うのも良いですよ。
良質で十分な睡眠をとる
睡眠で気を付けるポイント
- 夜10時~深夜2時は寝ている状態にする
- バラバラな時間帯で寝ない
- 時間より質を重視
睡眠不足が続くと身体の疲労を回復できず、血行不良になります。
すると、髪が細くなり抜け毛が増え、頭皮環境も悪化するのです。
血液は、日中に摂取した栄養を、夜に皮膚や骨に送ります。
そして頭皮などの細胞は、お肌のゴールデンタイムといわれる夜10時~深夜2時ごろに新しく作られていきます。
この時間に寝ていないと、身体の修復機能や新陳代謝がうまく働きません。
また、毎日バラバラな時間に寝るのも要注意!
眠る時間が違うと副交感神経が働かず、成長ホルモンが分泌されず、髪が成長しません。
頭皮や髪もしっかり休ませて、質の高い睡眠を取るようにしましょう。
普段からできる正しいセルフヘアケア方法
食事や睡眠だけではなく、毎日行うヘアケアも髪質に深く関わっています。
ちょっとしたことでも積み重なれば大きな変化をもたらすことができるので、早速試してみましょう!
シャンプーは予洗いが命
予洗いのポイント
- シャワーの温度は36〜38度
- 予洗いの時間はシャンプーと同じか少し長め
- 爪を立てず、指の腹で洗う
シャンプーの時、汚れを落とすためにゴシゴシ洗えば良いと思っていませんか?
実は髪の汚れは、シャンプー前のお湯洗いでほとんど落ちるんです。
髪の表面についたホコリや整髪料の80%は、お湯で落ちます。
しかし、残りの20%の汚れである毛穴の皮脂は、シャンプーじゃないと落ちないんです。
なので、シャンプーをする際はたっぷりのお湯で予洗をすることが大切なんですね。
また、洗う時はゴシゴシ力を入れないようにしましょう。
シャンプーは頭皮に泡が付けば、汚れをキャッチします。
あまり髪の毛自体は擦らず、頭皮だけを洗うようにしましょう。
ドライヤーの前に必ずやること
ドライヤー前のポイント
- お風呂から出たらなるべく素早く乾かす
- 入念にタオルドライをする
- アウトバストリートメントをつける
髪は濡れると髪を守るキューティクルが開きます。
この部分から髪内部の栄養や潤いが、ドライヤーの熱でどんどん奪われるのです。
髪が濡れたままのドライヤーは乾くのに時間がかかるので、その分奪われる量も増えます。
髪の毛が擦れて傷まないように、タオルドライをする時も注意が必要。
タオルの上からゴシゴシ拭くのではなく、ポンポンと揉み込んだり、ギュッと水気をタオルに染み込ませるように優しく拭いてください。
そしてドライヤーの前には、必ずヘアオイルなどのアウトバストリートメントを使用します。
こうすることで、ドライヤーの熱や、髪同士の摩擦から髪を保護できるんです。
特に髪が広がりやすい方は、次の日の朝までまとまりのある髪に仕上がるのでおすすめですよ!
ヘアアイロンはヘアスタイルによって温度を変える
ヘアアイロンのポイント
- ストレートにしたい時は180度以下
- 巻きたい時は130度以下
- 特に傷んでいる髪の部分は130度以下
ヘアアイロンを使い続けると髪が焼け焦げ、枝毛・切れ毛・髪質がゴワゴワになることも。
ヘアアイロンの温度は高いほどセットしやすくなりますが、髪の毛にダメージを与えます。
特に髪のダメージ部分に高温で当ててしまうと、チリチリに焦げるかもしれません。
できれば最初は低温から始め、少しずつ温度を上げましょう。
おすすめは、髪を巻く時は130℃〜140℃以下に、ストレートヘアにする時は180℃以下にすること。
ヘアアイロンの使用を抑えられれば良いのですが、難しければ設定温度を下げて髪を保護するアイテムを使うなど、髪の負担を減らす努力をしましょう。
まとめ
髪質と生活習慣は切っても切り離せない関係があります。
目まぐるしく過ぎていく日々ですが、これらの習慣を意識すれば、あなたの髪も若々しく生まれ変わるはず。
さらに詳しく知りたい方は、信頼できる美容師さんに相談してみるの良いかもしれません!
ぜひあなたも、今日から生活習慣を見直してみてくださいね。